医療従事者の証言やSNS上の投稿を検証すると、B型ならではの「見過ごされやすさ」が浮き彫りになっています。
発熱外来を担当する内科医の手記や取材証言では、「家族がA型にかかった後に本人が微熱と下痢で来院し、念のため検査したらB型陽性だった」「37.2度程度のだるさで出勤を続けていた会社員から、職場内で一気にクラスターが発生した」といった事例が頻繁に報告されています。
SNSやコミュニティサイトでも、次のようなリアルな体験談が多く見られます。
「朝からお腹が痛くて下痢が止まらず、熱は36.9度。胃腸風邪だと思って受診したら、まさかのインフルエンザB型判定。熱が出ないタイプもあるなんて知らなかった」(30代会社員)
「子どもが微熱のまま元気そうにしていたので学校に行かせたら、翌日にクラスの数人が発熱。後からB型だったと分かり、周囲に申し訳ない気持ちでいっぱいになった」(40代保護者)
このように、「インフルエンザ=高熱」という固定観念が原因で、無自覚にウイルスを撒き散らしてしまう「ステルス感染(隠れインフル)」が職場や教育現場で頻発しているのが実態です。