株式会社レベルファイブが得意とするメディアミックス戦略において、USAピョンはまさに中核を担う旗手だった。特にゲーム展開における貢献度は計り知れない。ゲーム本編の金字塔となった『妖怪ウォッチ3 スシ/ジンプウ/スキヤキ』では、USAピョンと未空イナホのダブル主人公的な立ち回りが作品全体を大いに盛り上げた。
さらにスクリーンでもその存在感を誇示する。大ヒットを記録した『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン』では、エピソードの重要な軸として世界観を牽引。テレビ東京の放送枠を超え、銀幕の大きなスクリーンで描かれた彼の奮闘劇は、親世代の涙腺をも刺激した。ゲームとアニメ、映画が完璧に連動するクロスメディアの手法は、当時のゲーム・アニメーション産業全体に大きなインパクトを与えたのだ。