開示した報告書を手元に用意した際、どこを確認すれば「自分がブラック状態か」が分かるのでしょうか。信用情報開示報告書の詳細まとめとして、見るべきポイントは「返済状況」と「入金状況の記号」の2箇所に集約されます。
異動情報の見方において最大の決定打となるのが、CICの報告書右上に記載される「返済状況」の欄です。ここに「異動」の二文字が印字されていた場合、金融事故情報が登録されていることを意味します。異動情報が記録される主な条件は以下の通りです。
- 長期延滞:返済期日から61日以上または3ヶ月以上の支払遅延が発生した場合。
- 代位弁済:保証会社が本人に代わって債務を立て替え払いした場合。
- 債務整理・破産:裁判所を通じて免責決定や民事再生の認可、または任意整理の合意がなされた場合。
もう一つのチェック項目は、直近24ヶ月分の返済履歴が並ぶ「入金状況」欄です。ここには毎月の請求に対して正常に入金されたかを示す記号が並びます。
- 「 $ 」:請求どおりに満額入金された(完全な優良情報)。
- 「 P 」:請求額の一部のみ入金された(軽微な遅延・未達)。
- 「 A 」:お客様の事情により約束の日に入金がなかった(未入金・遅滞)。
- 「 - 」:請求も入金もなかった(カード利用なしなど)。
「A」や「P」が1回ついた程度では即座に「異動(ブラック)」とはなりませんが、直近数ヶ月に「A」が連続して並んでいる場合、新規の審査通過は極めて厳しくなります。