岩城滉一の人生を語る上で欠かせないもう一人の主役が、妻でありモデル・タレントの結城アンナです。岩城滉一と結城アンナの馴れ初めは、彼らがまだ10代の頃にまで遡ります。原宿の街角で、スウェーデン人の母と日本人の父を持つ当時15歳前後のアンナを見かけた岩城が一目惚れし、猛アタックしたことから交際がスタートしました。
しかし、二人の歩みは決して平坦なものではありませんでした。最も過酷な試練となったのが、1977年に起きた岩城滉一の逮捕歴の真相です。当時26歳、俳優として人気絶頂にあった岩城は、覚醒剤取締法違反および銃刀法違反の容疑で逮捕され、世間に大きな衝撃を与えました。一時は芸能界追放の危機に瀕し、世間からの激しいバッシングを浴びることになります。
このどん底の時期に、岩城を信じて支え続けたのが結城アンナでした。当時の特番インタビューや自著・手記で語られた「アンナの存在がなければ、今の自分は生きていなかった」という告白の通り、彼女の無条件の信頼と献身が岩城を更生へと導きました。釈放後、二人は正式に結婚。過ちを真摯に受け止め、二度と裏切らないという誓いを立てた岩城は、俳優として地道な努力を重ねて見事に復活を果たしたのです。