一口に浴室排水口といっても、ユニットバスのメーカーによって採用されているトラップ機構は大きく異なります。トラップの形状を大別すると、お椀を逆さにしたような「ワントラップ」と、浴槽排水と洗い場排水を一体化して配管トラップで防臭する「ドラムトラップ(封水筒方式)」の2種類が存在します。
各社が独自に開発したヘアキャッチャーや整流板の下にあるコアパーツの分解ルールを把握しておくことが、スムーズなメンテナンスの第一歩です。
TOTOユニットバス排水トラップ外し方の実務手順
近年のTOTOユニットバス(カラリ床・ほっカラリ床シリーズ)では、「らくポイヘアキャッチャー」の下に「封水筒」が設置され、さらにその内部底部に「排水ピース」と呼ばれる逆流・防臭制御パーツが差し込まれています。TOTOユニットバス排水トラップ外し方の要点は、封水筒上部の三角マークと本体側の印を合わせる感覚です。左に約45度回すと手応えが軽くなり、そのまま垂直に引き抜くことができます。その後、底部の排水ピースは回転させるのではなく、上部のつまみをつまんで真上へ引き抜くだけで外れます。
LIXIL風呂排水溝パーツの分解手順とくるりんポイの取り扱い
LIXIL風呂排水溝パーツの分解手順では、特許機構である渦流発生用のプラスチックガイドが最初に立ちはだかります。浴槽排水の勢いを利用してゴミをまとめる構造上、微細な毛髪がベースの隙間に複雑に絡みついていることが多いため、まずは目に見える髪の毛を取り除きます。その後、内部の防臭パイプ(筒状のパーツ)の突起に指をかけ、反時計回りに回してロックを解除します。斜めに力を入れるとシリンダーの内壁を削ってしまうため、必ず両手で水平を保ちながら鉛直方向へ引き抜いてください。
パナソニック排水口封水筒の掃除方法と脱着ルール
パナソニック排水口封水筒の掃除方法においては、中央に配置された細長い「封水筒」の破損に細心の注意を払わなければなりません。パナソニック製の多くは、上部に可動式のハンドルや左右の小さなツメが備わっています。左(反時計回り)へ「カチッ」と音が鳴る位置まで静かに回転させ、抵抗が消えたところで引き上げます。汚れが溜まりやすい外周のスパイラルリブやパッキン周辺は、硬いブラシで擦ると傷がつき雑菌の温床となるため、柔らかいスポンジと浴室用中性洗剤で洗い流すのが基本です。