当初映画3部作として企画されていたリックの単独ストーリーは、最終的に全6話のリミテッドシリーズ『ウォーキング・デッド:ザ・ワンズ・フー・リブ』として結実しました。本作で、ヘリで運ばれた後のリックの過酷すぎる真実が白日の下に晒されます。
リックが連行された先は、高度な軍事力と文明を保持する閉鎖都市「市民共同体(CRM)」でした。そこでは都市の秘密保持のため、一度足を踏み入れた者の脱出は決して許されませんでした。リックはアレクサンドリアへ帰還するため、自らの左手首を切断してまで脱走を試みるなど壮絶な抵抗を繰り返しますが、幾度となく連れ戻され、やむなくCRMの兵士として従属を装いながら機会を窺っていたのです。
物語は、リックが生きている痕跡を見つけて単身旅に出たミショーンとの奇跡の再会によって劇的に動き出します。2人はCRM内部の腐敗した上層部を壊滅させ、軍を健全な共同体へと改革。そして最終話、リックは遂に最愛の娘ジュディス、そして一度も顔を見ることができていなかった実の息子RJ(リック・ジュニア)との再会を果たし、10年以上に及ぶ長い放浪に完全な終止符を打ちました。