第5部アニメ化において、ファンの熱視線を集めたのがキャストの配置でした。TVアニメ版第3部に引き続き、第5部でもポルナレフ役を小松史法(こまつ ふみのり)氏が続投しました。
公式インタビューや放送当時の反響を振り返ると、小松氏の演技アプローチの変化に対し、視聴者コミュニティ(X/旧Twitterや掲示板等)では絶賛の声が相次ぎました。第3部で見せた溌剌とした軽口やコメディリリーフの一面を完全に削ぎ落とし、十数年間の孤独な潜伏生活、車椅子の軋み、そしてディアボロへの並々ならぬ執念と覚悟を帯びた「枯淡にして重厚な低音」へと変貌を遂げていたためです。
SNS上では放送当時、「コロッセオでポルナレフが第一声を発した瞬間に鳥肌が立った」「かつて花京院やアヴドゥル、イギーの死を乗り越えてきた男の背負ってきた重みが声だけで伝わる」といった投稿が数万件規模で拡散されました。また、亀の姿となった後のジョルノとの会話シーンでは、過酷な宿命を背負いながらも失われなかった優しさと品格が滲み出ており、単なるマスコット化に終わらないキャラクターへの深い敬意がファン層の心を掴み続けました。