Q1:AT車で走行中に誤って「Bレンジ」や「Lレンジ」に入れてしまったら、ミッションは壊れますか?
A1:近年の車両であれば、トランスミッション制御コンピューターが現在の車速を監視しているため、機械的に壊れるようなギアには入りません。過度な速度が出ている場合はシフトを受け付けず、警告音が鳴るか、許容回転数まで速度が落ちてから変速されます。ただし、車体には強い減速Gがかかるため、直ちにDレンジに戻してください。
Q2:信号待ちの手前で毎回シフトダウンしてエンジンブレーキを使うと、車の寿命は伸びますか?
A2:ブレーキパッドの消耗はわずかに抑えられますが、トランスミッションの内部クラッチやCVTベルトへの入力回数が増えるため、車両全体の寿命という観点ではメリットはほとんどありません。現代のブレーキパッドは安価かつ耐久性が高く、交換費用もトランスミッション修理に比べれば微々たるものです。市街地ではDレンジのままフットブレーキを主体に止まる方が、安全面でもメカニカル面でも合理的です。
Q3:パドルシフトでシフトダウンしたとき、タコメーターが3,000〜4,000回転まで上がって大きな音がしますが大丈夫でしょうか?
A3:レッドゾーン(タコメーターの赤い目盛り区域)に入っていない限り、エンジンや機構への直接的なダメージはありません。燃料もフューエルカット機能により噴射されていないため、安心して使用してください。ただし、同乗者や後続車に不要な不安を与えないよう、必要以上に回転数を跳ね上げる過度な連続シフトダウンは避け、1段ずつ緩やかに操作するのが基本です。