世界の山ちゃん幻の手羽先はなぜ中毒を生む?創業秘話と2026年最新進化

世界の山ちゃん幻の手羽先はなぜ中毒を生む?創業秘話と2026年最新進化

世界の山ちゃん幻の手羽先はなぜ中毒を生む?創業秘話と2026年最新進化の詳細について、分かりやすい解説を基に徹底解説します。

「世界の山ちゃん」の歴史は、1981年に創業者・山本重雄氏が名古屋市中区新栄に開いたわずか4坪・13席の「串かつ・やきとり やまちゃん」から幕を開けました。当時、近隣の繁盛店で人気を博していた手羽先唐揚げに対抗すべく、逆転の発想で「他店よりも辛く、酒が進む味」を追求したことが「幻の手羽先」の原型となりました。店名に掲げられた「世界の」という大風呂敷は、当初は常連客との軽妙な冗談から生まれたものでしたが、創業者は本気で世界進出を見据えて事業を拡大していきました。

トレードマークである鳥男(とりおとこ)キャラクターは、創業者の顔をコミカルにデフォルメしたもので、看板や箸袋、グッズに至るまで徹底して活用され、親しみやすいブランドアイデンティティを確立しました。

しかし、2016年8月、拡大を牽引してきた重雄氏が59歳の若さで急逝するという悲劇に見舞われます。カリスマ創業者を失った組織の危機に立ち上がったのが、妻であり元小学校教員の山本久美社長でした。経営未経験の主婦からトップへ就任した久美社長は、先代のワンマン型トップダウンから、現場の社員やパートスタッフの意見を吸い上げる「ボトムアップ・対話型経営」へと舵を切りました。創業者の遺志と秘伝の味を守りつつ、女性目線の清潔感ある店舗づくりや働き方改革を断行し、国内外に70店舗以上を展開する盤石な企業体質へと昇華させたのです。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。