作中で立花瀧と宮水三葉の運命が交錯した舞台は、主に「東京都心エリア」「岐阜県飛騨エリア」「長野県諏訪エリア」の3つに大別されます。まずは各エリアを代表する主要スポットの特徴と見どころを整理します。
1. 東京エリア:須賀神社の階段・四ツ谷駅・新宿
物語のクライマックスおよびメインポスターで描かれた須賀神社の階段(男坂)は、四谷三丁目駅または四ツ谷駅から住宅街を歩いた先にあります。赤く塗られた手すりと石段のコントラストは、作中の空気感を完璧に再現しています。
また、瀧と奥寺先輩の初デートの待ち合わせ場所である四ツ谷駅赤坂口、瀧が三葉に連絡を試みた信濃町駅前の歩道橋、そして瀧のバイト先モデルとなった「カフェ ラ・ボエム 新宿御苑」など、JR中央・総武線沿線に密集しており、半日程度で効率的に巡回することが可能です。
2. 岐阜・飛騨エリア:飛騨古川駅・気多若宮神社・飛騨市図書館
瀧が三葉を探すために訪れた飛騨地方の中心地が岐阜県飛騨市古川町です。JR飛騨古川駅の跨線橋から見下ろす線路の風景は、作中でワイド気動車が停車していた構図そのものです。
駅前ロータリーのタクシー乗り場、三葉の通学路のモデルの一つとされる気多若宮神社の石段、そして瀧たちが糸守町の歴史を調べた飛騨市図書館など、徒歩圏内に重要スポットが集中しています。
3. 長野・諏訪エリア:諏訪湖と立石公園
隕石衝突によって生まれた架空の湖「糸守湖」のビジュアルモデルとして、国内外から絶大な支持を集めているのが長野県の諏訪湖です。特に諏訪市街と諏訪湖を一望できる高台にある立石公園からの眺望は、作中で描かれた黄昏時(カタワレ時)の糸守湖の円形パノラマと驚くほど一致しています。