写植記号「Ba-90」の正体とは?消えた理由と2026年の再現法

写植記号「Ba-90」の正体とは?消えた理由と2026年の再現法

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時代は進み、Unicodeの普及とOpenTypeフォントの技術革新によって、かつての「BA-90」にまつわる外字の混乱は完全に過去のものとなりました。2026年現在の制作環境において、この歴史的記号を扱うための具体的な方法は主に以下の通りです。

① Unicode直接入力(標準シンボルとしての呼び出し)
旧JISマークは、Unicodeにおいて「U+3004(JAPANESE INDUSTRIAL STANDARD SYMBOL)」として正式に登録されています。PCやスマートフォンで「ジスマーク」と入力して変換候補を探すか、文字パレットから直接「〄」を呼び出すことが可能です。

② 代替フォント・外字フォントの活用
一般的なシステムフォント(ヒラギノ、メイリオ、游フォントなど)にもU+3004は収録されていますが、レトロ印刷の雰囲気を忠実に再現したい場合は、昭和レトロ系フリーフォントや、当時の写植文字の骨格を再現したインディーズフォントを代替フォントとして指定するのが効果的です。

③ ベクターデータの公式利用
なお、現在のJIS規格(新JISマーク)は2005年にデザインが刷新されており、現行の認証表示を行う場合はフォントの文字ではなく、日本産業標準調査会(JISC)のガイドラインに沿った公式ベクターデータを使用する必要があります。デザインの文脈(昭和レトロの演出なのか、現行法規に基づく表示なのか)に応じた使い分けが不可欠です。

森 瞳
著者

森 瞳

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