画面の向こうで弾ける笑顔。誰もが知るトップクリエイターでありエンターテイナーのIKKOだが、30代前半のときに人生最大の試練に見舞われた。病名はパニック障害。何の予兆もなく突然襲いかかるパニック発作は、一瞬にして彼女の平和な日常を奪い去った。
「このまま死んでしまうのではないか」。そんな猛烈な恐怖が胸を締め付ける。過密スケジュールと周囲からの期待、そして自身に課した高いハードルが、知らず知らずのうちに心身の限界を超えさせていたのだ。本人は当時を振り返り、息が吸えなくなり、手足が痺れるほどの衝撃だったと明かしている。