晴明神社の口コミを見ると、評価は概ね高い。「こぢんまりしているが雰囲気が良い」「五芒星の御朱印がかっこいい」「一条戻橋の由来を知ると感慨深い」といった声が目立つ。一方で、「想像より小さい」「観光地としては物足りない」という声も一定数ある。このギャップは、参拝者の期待値の違いから生まれているようだ。
実際に境内を歩いてみると、観光地としての広がりは確かに大きくない。所要時間は30分もあれば十分で、京都市内の有名社寺のような敷地規模ではない。だが、そのぶん密度が濃い。五芒星を探しながら歩くと、細部に陰陽道の意匠が散りばめられているのがわかる。建物の格天井に描かれた五芒星や、手水舎の意匠まで、隅々を見るにはむしろ時間が足りないくらいだ。
SNSや5chの投稿には、「御朱印目的で行ったけど、思った以上に心が落ち着いた」という声もある。観光としての派手さを求める人は少し物足りなさを覚えるかもしれないが、静かに参拝したい人には合っている。私自身、平日の午前中に訪れたときは、参拝客は数名程度で、蝉の声だけが境内に響いていた。その静けさ自体が、晴明神社の一つの「見どころ」だと感じた。