本人の日本国籍が揺るぎない事実であるにもかかわらず、火種となり続けたのが結婚した夫(旦那)の国籍と経歴です。
有村氏は2014年5月、43歳のときに一般男性との結婚を発表しました。当時、内閣府特命担当大臣への就任を控えた重要な政治的タイミングであったため、永田町およびメディア各社から大きな注目を集めました。
報道各社の取材や関係者の証言によると、夫となった男性はマレーシア出身のビジネスマン(中華系マレーシア人ルーツを持つ実業家)です。シンガポールやマレーシアをはじめとするアジア圏を中心に貿易や投資関連の事業を展開しており、国際的なビジネス感覚を持つ人物として知られています。
当時、一部の週刊誌やネット掲示板では「保守強硬派の大臣がなぜ外国出身者と結婚したのか」「夫は日本に帰化しているのか」といった関心が過熱しました。日本国内法において、日本人が外国籍の人物と国際結婚した場合でも、本人の日本国籍が失われることはありません(戸籍法に基づき、有村氏の戸籍に婚姻の事実が記載されます)。
また、夫が日本国籍を取得(帰化)したのか、あるいはマレーシア国籍(永住権含む)のままビジネスを継続しているのかについては、私人である配偶者のプライバシーに関わる領域であり、公式な戸籍謄本が一般開示されているわけではありません。しかし、どちらのケースであったとしても、「妻である有村治子議員自身の国籍が変更されたり、二重国籍になったりする法的事実は100%存在しない」という点が最も肝要なポイントです。