強制再起動を試してもタッチ操作だけが改善されない場合、ディスプレイの発光や内部システム自体は正常に動作している可能性が高い。この状態なら、画面を触らずに内部のバックアップを取る隠された裏ワザが存在する。
それは「USB有線マウス」の活用だ。市販のOTG変換アダプタ(Type-C to USB-A変換プラグ)を経由して、スマートフォンにパソコン用の有線マウスを接続する。驚くべきことに、Androidはもちろん、近年のType-C端子を備えたiOS端末でも、接続した瞬間に画面上にカーソルが出現する。
マウスのクリック操作でロック画面のパスコードを入力して解除し、設定画面からクラウドストレージへの緊急バックアップやパソコンへのデータ転送を実行すればよい。画面が映らないレベルの破損であれば、DisplayPort出力対応のハブを介して外部モニターへ画面をミラーリング表示させ、マウスで操作する手法も有効だ。