令月の正しい読み方は「れいげつ」です。「令」という漢字は「言いつける・命令」という意味で使われることが多いものの、本来は「良い」「立派な」「めでたい」「清らかで美しい」という極めて肯定的な意味を持っています。相手の家族に敬意を込めて「令嬢」「令息」「令夫人」と呼ぶのも、この「立派な・尊い」という意味合いに基づいています。
したがって、「令月」の基本的な意味は「何事をするにも良い月」「めでたい月(吉月)」となります。物事を新しくスタートさせるのに縁起が良く、万事において吉祥とされる特別な月を指して使われてきた言葉です。
さらに、日本の伝統的な暦においては、春の兆しとともに草木が芽吹き始める陰暦2月の異称(別名)としても位置づけられています。