閉館後、最も関心を集めているのが「跡地には一体何ができるのか」という点です。現地である寝屋川市池田中町、菅原神社から東へ約200mの府道13号線沿いは、1日を通して交通量が非常に多く、ロードサイド店舗として極めて恵まれた立地特性を持っています。
現地を定点観測すると、かつて親しまれた特徴的な建物や立体看板は順次解体作業が進められ、温浴施設としての躯体は完全に撤去されて更地化が進んでいます。地元住民の間では「別の温泉施設としてリニューアルオープンするのではないか」という淡い期待も囁かれていましたが、温泉掘削設備や大浴場の配管が撤去された現状から見て、日帰り温泉施設として再開される可能性はゼロと断言できます。
都市計画法および周辺の商業環境から予測される跡地活用の有力候補は以下の通りです:
- 大型ディスカウントストア・食品スーパー:広大な敷地面積と170台規模の駐車場スペースをそのまま活用できるため、流通系デベロッパーからの需要が最も高いカテゴリーです。
- 複合型ロードサイド商業施設:ドラッグストア、コンビニエンスストア、ドライブスルー併設型飲食チェーンが数店舗集まるモール形式の再開発案です。
- 物流中継拠点・大型医療福祉モール:近畿自動車道や第2京阪道路へのアクセス性を評価した配送デポ、または高齢化が進む北河内エリアに対応した医療特化型施設への転換です。
行政の建築確認申請や地権者側の動向を見る限り、敷地の細分化を行わず、広さを生かした大型ロードサイド商業用地としての開発調整が水面下で進められています。詳細なテナント構成が公式発表され次第、地域の利便性は再び大きく変化することになります。