苗名の滝を訪れる楽しみは、壮大な景観鑑賞だけにとどまりません。散策の起点・終点となるエリアには、長年愛され続ける名物グルメスポットが存在します。
その代表格が、遊歩道入口に位置する「苗名滝苑(なえなたきえん)」です。ここで圧倒的な人気を誇るのが、澄んだ天然の冷水を円形の特製テーブルに巡らせて楽しむ名物「流しそうめん(回転そうめん)」。妙高山麓の冷涼な湧水でキュッと締められたそうめんは喉越し抜群で、夏場の観光客にとって最高のごちそうとなっています。さらに、清流で育ったイワナやニジマスの炭火塩焼き、地元で採れた山菜の天ぷらなど、山深い里ならではの滋味深い味覚を堪能できます。
紅葉シーズン(10月中旬〜11月上旬)における観光では、混雑回避と周辺周遊のスケジュール設計が重要です。苗名の滝周辺は、ブナやミズナラ、カエデが黄色や赤に染まり、黒々とした玄武岩とのコントラストが息をのむ美しさを誇ります。
効率よく妙高高原の秋を満喫するためのモデルルートは以下の通りです。
- 午前9:30〜11:00:混雑がピークに達する前に苗名の滝へ到着し、遊歩道散策と観瀑を満喫。
- 午前11:30〜12:30:苗名滝苑または近隣の杉野沢エリアの蕎麦処で、妙高名物「こそば(在来種の幻の蕎麦)」のランチを味わう。
- 午後13:00〜15:00:車で約15分の「いもり池」へ移動。妙高山を水面に映す「逆さ妙高」と紅葉の湿原散策を楽しむ。
- 午後15:30以降:赤倉温泉や妙高高原温泉郷の源泉掛け流し日帰り温泉で冷えた身体を温める。