死刑確定判決から年月が経過した現在も、木嶋佳苗死刑囚は東京拘置所に収容されています。確定死刑囚としての生活は厳格な規律の下に置かれており、外部との接触は親族や弁護護人、ごく限られた支援者との面会・手紙のやり取りのみに制限されています。
しかし、彼女の獄中生活は他の死刑囚と比較しても極めて特異です。拘置所内で認められている読書や書き物を精力的にこなし、定期的に差し入れられる高級スイーツや調味料、専門書などを楽しむ様子が、面会に訪れた関係者を通じて伝えられています。健康状態にも目立った悪化は見られず、自らの審判を受け止めているというよりは、拘置所という閉ざされた空間の中で独自の「日常」を確立しているのが実情です。
死刑執行の恐怖と隣り合わせの環境でありながら、自らの身だしなみや食事に対する強いこだわりを失わない姿勢は、かつて世間を騒がせた当時の人物像そのままであり、今なお関係者を驚かせています。