2016年1月18日、フジテレビ系『SMAP×SMAP』の一部生放送で行われたメンバー全員の公開謝罪は、解散への決定打としてファンの脳裏に刻まれています。黒いスーツに身を包んだ5人が並んだその異様な光景は、後に海外メディアからも「公開処刑のようだ」と批判を浴びました。
この生放送の舞台裏では、通常であればグループのリーダーである中居正広がセンターに立つところを、事務所側に残留を決めていた木村拓哉が中央に配置されました。一方の中居は下手の端に立たされ、左手で右手をつねるように握りしめる姿が生中継で映し出されました。草彅剛が発した「ジャニーさんに謝る機会を木村くんが作ってくれて、今僕らはここに立てています」というコメントは、事務所幹部への屈服を象徴する台詞として受け止められました。
Yahoo!知恵袋や当時のSNS上では、「見ていて胸が締め付けられた」「グループの魂が死んでしまった」といったファンの悲鳴が溢れかえりました。表面的なグループ存続を図るために事務所幹部が強いたこの公開生謝罪こそが、メンバー間の信頼関係を完全に粉砕し、香取らに「この状態でのパフォーマンス継続は不可能」と決断させる最大の契機となったのです。