ドラッグストアやネット通販では多数のアッシュグレー系市販カラー剤が販売されていますが、セルフカラーの評判と現場の実態には大きな乖離があります。
市販薬は誰の髪でも染まるようにアルカリ濃度が高く設定されているため、髪の根元と毛先で激しい色ムラが生じるだけでなく、過度なダメージによって次回以降のサロントリートメントやカラー修正が困難になるケースが後を絶ちません。特にアッシュ系はベースの明度差に極めて敏感なため、セルフでの均一な発色はプロでも困難を極めます。
サロンで理想通りのアッシュグレーを叶えるためには、美容室での的確な頼み方が鍵となります。カウンセリングでは以下の3点を明確に伝えましょう。
- 「希望の明るさ」と「色落ち後の希望」を写真で提示する
言葉の「アッシュグレー」は人によってイメージする明度が異なるため、仕上がり希望の写真と、色落ちした後の理想の写真(例:黄ばみのないミルクティー系)を2枚用意するのが最も確実です。 - 過去の施術履歴を隠さず伝える
過去2年以内の黒染め、縮毛矯正、パーマ、ブリーチの履歴は薬剤の反応を狂わせる原因になります。正確に共有することで、適切な薬剤選定が可能になります。 - ライフスタイルと色持ちの優先度を伝える
「すぐに色落ちさせたくない」「最初は暗めでもいいから長持ちさせたい」など、退色のスピードに関する希望を伝えることで、染料の濃さを最適に調整してもらえます。