学校選びにおいて最も参考になるのが、当事者が語る生の声です。独自調査およびインターネット上のコミュニティから大和中央高校の口コミや評判を丹念に拾い上げていくと、一般的なイメージとは異なるリアルな学校空間が浮かび上がってきます。
肯定的な意見として圧倒的多数を占めるのは、「心理的安全性」を評価する声です。
「中学時代に長期間不登校で、教室に入ることすら恐怖だったが、大和中央では誰も他人の過去に干渉しない。みんなそれぞれ事情を抱えて入学してきているため、変な目で見られることがなく、初めて学校を居場所だと感じられた」(定時制Ⅰ部・卒業生の手記より)
「先生方が生徒を一人の自立した人間として扱ってくれる。頭ごなしに怒鳴るような指導はなく、レポートの書き方や進路の相談にも個別で親身に応じてくれた」(通信制・在校生の声)
かつて定時制高校に貼られがちだった「荒れている生徒が多い」「不良の巣窟」といった昭和的なステレオタイプは、現在の同校には当てはまりません。学内は比較的落ち着いており、スクールカウンセラーの配置や教育相談室の機能も充実しています。
一方で、厳しい現実を吐露するネガティブな口コミも無視できません。最も目立つのは「自己管理能力の欠如による挫折」です。「全日制のように先生が毎朝起こしてくれたり、提出物をしつこく催促してくれたりしないため、一度サボり始めるとあっという間に単位を落として中退してしまう」「友人と群れて流されると、気付いたときには進級不能になっていた」という体験談は、単位制高校の厳しさを物語っています。手厚い「お世話」を期待して入学すると、痛烈なギャップに直面することになります。