便の色で分かる危険な病気の兆候|大人の便色カラーシートと受診目安

便の色で分かる危険な病気の兆候|大人の便色カラーシートと受診目安

便の色で分かる危険な病気の兆候|大人の便色カラーシートと受診目安の見逃せないポイントを一挙に解説しました。

Q1:市販の薬やサプリメントで便の色が黄色や赤色に変わることはありますか?
A1:はい、明確に変わることがあります。ビタミンB2(リボフラビン)を多く含む栄養ドリンクやマルチビタミンを摂取すると、尿だけでなく便も鮮やかな黄色や黄緑色になることがあります。また、抗結核薬のリファンピシンや特定の便秘薬、ビーツなどの赤い野菜を大量に摂取すると、便や尿が赤みを帯びることがあります。ただし、これらの摂取を止めて2日以上経過しても色が戻らない場合は、食事の影響ではなく体内での出血を疑う必要があります。

Q2:1回だけ黒っぽい便が出ましたが、翌日には通常の茶色に戻りました。受診は不要ですか?
A2:前日に海苔の大量摂取、イカスミ料理、赤ワインなどの心当たりがあり、翌日以降に性状が完全に正常化し、腹痛や貧血症状(めまい、倦怠感)が全くない場合は、食事の影響であった可能性が高く、過度な心配は不要です。ただし、便器の水に油のような光沢が浮いていた場合や、ごく軽度でも胃痛がある場合は、一時的な粘膜びらんからの出血も考えられます。40歳以上で過去1年以内に胃カメラを受けていない方は、念のため消化器内科で相談することをおすすめします。

Q3:大腸がんの初期症状として、便の色以外に気をつけるべき前兆はありますか?
A3:大腸がんは早期の段階では自覚症状がほとんどありませんが、進行するにつれて「便の太さの変化(鉛筆のように細くなる)」「残便感」「慢性的な便秘と下痢の繰り返し」「原因不明の貧血や体重減少」が現れます。特にS状結腸や直腸に腫瘍ができると腸腔が狭くなるため、便が細くなる現象が顕著になります。便の色に明らかな赤みが混じっていなくても、排便パターンの急激な変化が2週間以上続く場合は、大腸内視鏡検査(大腸カメラ)を受ける強力な動機となります。

中島 亮太
著者

中島 亮太

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。