当然ながら、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクのメガキャリア3社も指をくわえて静観しているわけではない。通信品質の維持やポイント還元策の再設計など、反撃の動きは一層強まりを見せている。
だが、一度崩れた料金体系の壁が元に戻ることはない。消費者が「安くて繋がる」インフラを当然のものとして捉えるようになった今、戦いは純粋な価格競争から「日常のあらゆる場面でどれだけ得をし、便利か」という体験価値の競い合いへと移行した。泥臭い営業力と最新テクノロジーを両輪とする戦いによって、業界のパワーバランスは刻一刻と塗り替えられている。