ハーフ説を完全に打ち消す背景には、彼女の生い立ちと家族の存在がある。神奈川県相模原市で生まれた冨永愛は、母子家庭で育った。母親は純粋な日本人であり、父親についても海外の血筋を示す事実は一切存在しない。
決して裕福とは言えない環境のなかで、母親は3人の娘を女手一つで育て上げたという。高身長ゆえに周囲からの視線に悩んだ時期もあったが、そのコンプレックスを唯一無二の個性へと昇華させた原動力を彼女は持っていた。凛とした佇まいと洗練された顔立ちは、日本の風土と血筋から生まれた純度の高いアジアンビューティーそのものなのだ。