頭山満の直系子孫の中で、特に歴史的に重要な役割を果たしたのが次男の頭山秀三氏、そしてその血脈を現代に継承する頭山興助氏です。
次男・秀三氏は、戦前の激動期において大日本生産党の総裁を務めるなど、父・満の単なる「息子」にとどまらない強烈な政治的リーダーシップを発揮しました。日米開戦前の緊迫した情勢下でも独自のアジア外交ルートを模索し、昭和の右翼・民族派運動において中心的な役割を担いました。秀三氏の苛烈な行動力と指導力は、当時の政界要人からも一目置かれていました。
そして現在、頭山家の血脈と思想を象徴する人物として知られているのが、頭山満の孫にあたる頭山興助(こうすけ)氏です。
頭山興助氏は、政治結社「呉竹会」の会長や維新政党・新風の顧問などを歴任。言論活動や講演会、保守系フォーラムなどを通じて、祖父・頭山満のアジア主義や共生思想を現代的な視点から再評価・発信し続けています。関係者の証言によると、興助氏は祖父譲りの堂々たる風格と温厚さを兼ね備え、単なる過去の遺産の継承にとどまらず、伝統文化の継承や国際交流事業にも精力的に携わっています。