劇場の歩みを振り返ると、日本の伝統芸能の継承と振興に果たしてきた役割の大きさに目を見張るものがあります。とりわけ落語の文脈においては、昭和から平成、令和へと至る演芸シーンの重要拠点であり続けてきました。かつて時代の寵児であった伝説の落語家・立川談志が研鑽を積み、伝説的な高座を繰り広げた「有楽町落語会」の記憶は、今なおファンの間で語り草です。
現在では、現代落語界のトップランナーである春風亭一之輔をはじめ、第一線で活躍する演者が次々と出演。伝統の佇まいを残しながらも、常に新しい熱量を生み出し続ける空間として、世代を超えた観客を惹きつけて止みません。