現場のリアルな熱量を把握するため、平日14時の新宿西口および東口の立ち飲み店を訪ねました。現在、新宿昼飲み立ち飲みの現在を象徴しているのが、客層の劇的な多様化です。定年退職後のシニア層だけでなく、ノートPCをリュックに詰めたフリーランスや、出張途中のビジネスパーソン、さらに若い女性の2人組が目立ちます。
西口の路地裏にある立ち飲み店「おおの屋」で出会った30代の会社員男性は、次のように語ってくれました。
「今日は代休を取って13時から飲んでいます。夜だと上司や同僚との付き合いになりがちですが、昼の立ち飲みは誰にも邪魔されない。ハイボールと刺身でサクッと1,500円。この自由な時間をお金で買っている感覚です」(30代・IT企業勤務)
また、新宿昼飲みネットの反応をSNSや掲示板(5ちゃんねる、知恵袋)で定点観測すると、「昼の新宿は夜ほどキャッチがおらず治安が良い」「新宿三丁目のテラス席は開放感があって罪悪感が消える」といった好意的な意見が多数を占めています。一方で、「思い出横丁は外国人観光客で行列ができており、昔ながらの気軽な立ち寄りが難しくなった」という古参ファンの嘆きも確認できます。
混雑を回避したい地元民の間では、大通り沿いの目立つ店舗を避け、雑居ビルの地下や駅から少し離れた新宿二丁目寄りのバルへ流れる動きが顕著になっており、新宿ハッピーアワー安い店の主戦場も裏路地へとシフトしています。