競馬ファンにとって、愛知における馬の聖地めぐりは特別な意味を持つ。愛知県豊明市に位置する中京競馬場は、日本中央競馬会(JRA)が主催する白熱したレースが繰り広げられる一大拠点だ。週末になるとレース観戦と合わせて周辺の馬ゆかりの神社を訪問する「勝運参拝ルート」が競馬ファンの間で定番化している。
レース開催日前の早朝、静まり返った神社で祈願を済ませ、その後に熱気あふれるターフへ向かう流れはまさに格別だ。競走馬たちの無事と勝利を願い、愛馬の無事完走を祈るファンたちの姿は真剣そのもの。競馬という近代スポーツと、古来の伝統信仰が見事に融合した愛知ならではのカルチャーと言える。