瞬き単体で心理を特定しようとすると、誤診のリスクが高まります。プロのカウンセラーや捜査官も用いる「目線の動き(アイ・アクセシング・キュー)」と組み合わせた検証手順を押さえておくことが重要です。
人間は脳のどの部位を使って思考しているかによって、無意識に視線を特定の方向へ動かします。
- 右上を見ながら瞬きが多い:「過去にない映像を想像・創作している(嘘の構築やアイデアの創出)」
- 左上を見ながら瞬きが多い:「過去の実際の記憶・映像を思い出そうとしている」
- 右下を見ながら瞬きが多い:「身体感覚や感情、痛みを体験・再想起している」
- 左下を見ながら瞬きが多い:「自分自身と心の中で対話している(内省・葛藤)」
※一般的な右利きの場合(左利きの場合は左右が逆になることがあります)。
例えば、「昨日の夜どこにいたの?」と尋ねた際、相手が一瞬固まり、視線を右上に泳がせながら激しくパチパチと瞬きをした場合は、記憶を辿っているのではなく言い訳をその場で組み立てている可能性が濃厚と判断できます。