ABEMAの報道・バラエティを支える中核は、2018年にサイバーエージェントが初導入した専属アナウンサー制度から誕生した人材です。キー局の採用枠から漏れた逸材や異色の経歴を持つタレントを発掘し、開局から短期間で独自のスターダムへと押し上げました。
エースとして君臨する西澤由夏アナウンサーの軌跡
看板アナウンサーとしての地位を不動のものにしているのが西澤由夏アナウンサーです。中央大学在学中にミス中央コンテストでグランプリを獲得し、大手キー局の就活では最終面接で苦杯をなめたものの、サイバーエージェントの営業職内定を経て専属第1期生オーディションで合格をつかみ取った異色の経歴を持ちます。『チャンスの時間』で見せる千鳥との絶妙な掛け合いや、『ABEMA Prime』での安定した進行力は業界内でも極めて高く評価されており、自著のフォトエッセイ出版などマルチな発信力を発揮しています。
異色アイドル出身の瀧山あかねアナが見せる独自路線
元NMB48の研究生という経歴を持つ瀧山あかねアナは、バラエティやスポーツ中継、さらにはグラビア展開までこなす突破力で注目を集めています。従来の地上波アナウンサーではタブー視されがちだった大胆なビジュアル発信やSNSでの率直な発言をセルフプロデュースの武器に変え、デジタル世代の男性層を中心に強固なファンベースを確立しました。報道フロアでの速報読みから格闘技・ボートレース中継の熱狂までカバーする柔軟性は、ABEMAならではの象徴と言えます。
報道を支える本格派・辻歩アナと歴代の変遷
女性キャスター陣の華やかさに加え、現場取材と硬派なニュース読みを担うのが元高知放送の辻歩アナです。地方局で培った現場取材力と災害報道の対応力は、24時間常時ニュースを流すABEMA Newsの信頼性を担保する屋台骨となっています。ABEMAニュース歴代アナウンサーを振り返ると、初期を支えた藤田かんな元アナの独立や契約キャスターの入れ替わりを経て、現在は「タレント型」と「本格報道型」の棲み分けがより洗練された布陣へと進化しています。