晩白柚の皮は捨てるな!苦味を劇的に消すアク抜き&プロの絶品活用術

晩白柚の皮は捨てるな!苦味を劇的に消すアク抜き&プロの絶品活用術

今注目を集めている 晩白柚の皮は捨てるな!苦味を劇的に消すアク抜き&プロの絶品活用術について、詳しいまとめを分かりやすく掲載しています。

国内生産量の約9割を熊本県八代地域が占める晩白柚は、直径20cm前後、重量は1.5kgから3kgを超えるものまで存在する柑橘の王様です。果実を手に取ったとき、多くの人が驚くのは果肉を守るように包み込む果皮の分厚さ(厚さ約2〜3cm)です。

晩白柚の皮は、黄色い表皮部分の「フラベド(外果皮)」と、内側の真っ白で弾力のある「アルベド(中果皮・わた)」の2層で構成されています。実は、この果皮部分には果肉以上に注目すべき栄養機能成分が凝縮されています。

フラベドには爽快な芳香をもたらす精油成分「リモネン」が豊富に含まれ、気分を落ち着かせるアロマ効果や血流促進作用が期待できます。一方、分厚い白いワタ部分には、水溶性食物繊維である「ペクチン」や、抗酸化作用を持つフラボノイドの一種「ナリンギン」が大量に含まれています。これらは整腸作用や毛細血管の強化、生活習慣のサポートに寄与する優秀な機能性成分ですが、ナリンギンは同時に「強烈なエグ味・苦味」の主原因でもあるため、美味しく食べるには論理的な下処理が不可欠となります。

失敗しない!晩白柚の効率的な切り方・剥き方

晩白柚の皮を美しく調理素材として切り出すには、最初の解体手順が肝心です。

まず、果実の上下(ヘタ側とお尻側)を果肉が見える手前まで2cmほど包丁で水平に切り落とします。次に、残った球体の外皮に対して、縦方向に等間隔で6〜8本の切り込みを深めに入れます。切り込みに指を差し込み、果肉を傷つけないよう外側へ押し広げるように剥がすと、分厚い皮が舟形の綺麗なブロック状に外れます。この方法をとることで、後のピールや甘露煮の成形が格段に美しく揃います。

鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

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