彼女の公式Instagramを覗けば、そこにはドーリーで完璧な「ayu」が構築されている。色彩は鮮やかに調整され、肌は陶器のように滑らかだ。これを「過剰な加工」と切り捨てるのは容易だが、それは彼女がデビュー当時から一貫して行ってきた「セルフプロデュース」の延長線上に過ぎない。
彼女にとってInstagramはプライベートを切り取る窓ではなく、表現のキャンバスなのだ。ファンが求めているのも、生々しい日常ではなく、夢を見せてくれるファンタジーとしての「浜崎あゆみ」である。その境界線を曖昧にすることこそが、彼女のプロフェッショナリズムなのかもしれない。