公式案内における駒込駅からの徒歩時間は約12分となっています。実測距離は約950メートルあり、信号待ちを含めると実質13〜15分程度を要します。「最寄り駅」と呼ぶにはやや距離があるものの、週末の旧古河庭園を訪れる観光客の約6割以上が今なお駒込駅を利用しています。
なぜ駒込駅がこれほど選ばれているのか。その理由は「JR山手線直通という圧倒的な接続利便性」と「街歩きルートとしての充実度」にあります。
JR駒込駅北口(または東京メトロ南北線5番出口)から旧古河庭園までの道筋は、本郷通りを北上する一本道です。道幅が広く舗装された歩道が整備されており、迷う心配がありません。さらに、駒込駅南側には同じく国の特別名勝である「六義園」が位置しています。
東京都公園協会では、両庭園を巡る来園者向けに「旧古河庭園と六義園の共通券(園結びチケット)」を400円で販売しています。旧古河庭園単体の一般入園料が150円、六義園が300円(合計450円)であるため、両方を散策する場合は50円の割引になるだけでなく、混雑時のチケット窓口に2度並ぶ手間を省略できます。駒込駅を起点にすれば、「六義園を午前中に散策し、ランチを挟んで午後に旧古河庭園へ向かう」という黄金の回遊ルートが完成します。