戦闘を極限まで盛り上げるのが、コンポーザー陣が手掛けたボーカル付きのボスBGMです。巨大兵器戦で流れる壮大な『Collective Consciousness』から、肉弾戦の最終局面で流れる『It Has To Be This Way』への移行は、ゲーム演出の最高峰として語り継がれています。
特に『It Has To Be This Way』のサビ部分(「Standing here, I realize...」)は、雷電が超高速でアームストロングの腹部へ無数のラッシュを打ち込むものの、上院議員は微動だにせずニヤリと笑うカットシーンと完全にシンクロ。このシーンが海外の動画共有サイトやSNSで「巨大な壁に無力な攻撃を仕掛け続ける男」という構図の万能テンプレートとして定着しました。
SNSやネット掲示板の書き込みを分析すると、国内外を問わずファンの熱量は凄まじいものがあります。
「最初はただの嫌味な政治家かと思ったら、一番男気あふれるステゴロ怪獣だった」「言っていることは極論中の極論だが、嘘を一切ついていないのが清々しい」「『ナノマシンだ、若造!』の一言であらゆる矛盾を力づくで納得させられた」といったコメントが散見されます。理屈を超越した熱量とキャッチーさが、発売から10年以上が経過した現代のネット空間でもバイラルを起こし続ける理由です。