めっけもん広場の名物ともいえるのが、地元ファンが真っ先にカゴへ放り込む「はねだし(訳あり品)」です。午前中の売り場には、不揃いな桃が無造作に詰められたカゴ盛りや簡易箱が次々と並べられます。
はねだしとされる主な理由は、「果皮の小傷・枝擦れ」「日焼けによる色むら」「サイズ規格の不揃い(極小玉または過剰な巨大玉)」「わずかな形の歪み」など、外見上の軽微な欠点に過ぎません。太陽の光を浴びて育った樹の果実であるため、皮を剥いてしまえば内部の糖度や芳醇な香りは贈答用の高級品と何ら遜色ありません。
はねだし桃の価格は、平箱(約2kg相当)で1,000円〜1,600円(税込)、コンテナや段ボールに山盛り入った加工用・自宅用ならさらに割安なケースも存在します。自宅で生食する場合は「果皮の地色が緑から乳白色に抜けており、甘い香りが強く漂っているもの」を選ぶと、追熟の手間なくすぐに極上の甘みを楽しめます。