牛丼チェーン業界を語る上で長年最大の懸念材料とされてきたのが、深夜帯に店舗を1人の従業員だけで回す「ワンオペレーション(ワンオペ)」問題です。かつて強盗被害や過重労働として社会問題化したこの労働体制について、現在どのような対策が講じられているのかは、応募を検討する人にとって最も気になる点でしょう。
結論から言えば、松屋ワンオペ廃止の真相を調査すると、株式会社松屋フーズの安全管理方針および労務管理ガイドラインにおいて、深夜時間帯(主に22時〜翌朝5時)の単独勤務は原則禁止とされ、「最低2名以上の複数勤務体制」を基本原則とする規定が確立されています。防犯カメラの常時作動や非常通報装置の携帯など、セキュリティ面のハードウェアも大幅に刷新されました。
ただし、現場の突発的な事情を精査すると、完全なゼロとは言い切れないグレーゾーンが残されている点には注意が必要です。元クルーの証言によると、「相方のスタッフが急な体調不良で欠勤し、代行のヘルプが見つかるまでの1〜2時間だけ事実上の単独営業を強いられた」というケースが一部で報告されています。慢性的な人手不足に悩む一部の郊外ロードサイド店や深夜帯では、シフトの急な穴埋めが現場に過度な負担を強いるリスクがゼロではありません。
それでも、松屋バイトの時給と深夜手当は労働基準法に則り、22時以降は基本給から25%以上の割増賃金が厳格に支給されるため、深夜シフトは「短時間でまとまった収入を得たい」フリーター層や夜型の大学生にとって、依然として魅力的な稼ぎ口として機能しています。