手術当日はどのようなプロセスで進み、術後の痛みはいつまで続くのかを事前に把握しておくことで、精神的な不安は大幅に軽減されます。
一般的な日帰り手術の場合、中絶手術当日の流れと術後経過は次のステップをたどります。
- 来院・問診:最終の体調確認とバイタル測定。痛みに弱い場合はここで追加の鎮痛希望を伝える。
- 麻酔導入・手術(約10〜15分):点滴から静脈麻酔薬(プロポフォール等)が投与され、数秒で深い眠りにつく。術中の記憶や痛みは皆無。
- リカバリー(1〜2時間):院内の回復室で安静。麻酔から覚醒した直後は軽いふらつきや生理痛のような鈍痛を感じる。
- 診察・帰宅:超音波検査で子宮内の状態を確認後、問題がなければ当日に帰宅可能。
術後において最も注意すべきは、中絶手術後の子宮収縮による痛みがいつまで続くかという点です。手術によって空になった子宮は、元の大きさに戻ろうとして強く収縮します(後陣痛)。この中絶後の出血や腹痛のピーク期間は術後2〜3日目にあたり、1週間程度かけて徐々に軽快していくのが一般的な経過です。処方された子宮収縮止血薬や鎮痛剤を指示通りに服用することで、日常生活に支障のないレベルまでコントロール可能です。