かつて「歌舞伎町のセットサロンは水商売の女性だけが行く場所」という根強いイメージがありましたが、この認識はすでに過去のものです。現在の歌舞伎町は、全国から集まるポップカルチャーファンや観光客を広く受け入れるオープンな美容ハブへと変貌を遂げています。
ただし、利用する上で知っておくべき「構造的な盲点」がいくつか存在します。
第1に、髪の状態に関する盲点です。セットサロンでは基本的に「シャンプー設備がない」か「ブロー前のドライ状態からの施術」が基本です。髪が濡れたまま来店したり、オイルやバームを根元からベッタリ付けた状態で訪れたりすると、コテの熱が通らずセットが崩れる直接の原因になります。プロの現場が最も歓迎するのは、「前夜にシャンプーを済ませ、当日は何もスタイリング剤を付けずに完全に乾かした素髪」です。
第2に、表示価格のトラップです。クーポンサイトで「ヘアセット1,500円」と掲げられていても、それは「平日16時以降」「飾りの持ち込みなし」「指定スタイルのみ」といった条件付きであるケースが散見されます。早朝料金(1,000円〜2,000円増)、リボン編み込み(1本500円増)、逆毛盛り(500円増)といったオプション料金が加算され、最終的な新宿ヘアセット専門店料金が3,000円〜4,000円台になることは珍しくありません。事前に総額の内訳を確認しておくことが重要です。