雨の日でも濡れずに極上の一杯へアクセスしたいなら、博多駅ビル「デイトス」内にある博多めん街道へ向かうのが正解だ。県内外の有名店が一堂に会するこのエリアは、時間のないビジネスパーソンや観光客にとって最高のロケーションと言える。
ここで圧倒的な存在感を放つのが、創業者の河原成美氏が築き上げた博多一風堂だ。臭みを抑えつつ深いコクを抽出したスープと、洗練されたモダンな店舗デザインは、日本の外食産業におけるラーメンの立ち位置を根本から塗り替えた。一風堂を運営する株式会社力の源ホールディングスは、国内にとどまらずニューヨークやパリ、シンガポールへと積極的に海外展開を果たし、和食カルチャーをグローバルスタンダードへと昇華させた立役者である。
博多めん街道の一風堂で味わう滑らかな豚骨スープと歯切れの良い極細麺は、伝統を守りながらも時代に合わせて進化を続ける職人魂の結実だ。一杯の丼に込められたストーリーを知ることで、その味わいはさらに深いものとなる。