ガパオとは何の料理?語源と本場の真実・簡単神レシピを徹底解剖

ガパオとは何の料理?語源と本場の真実・簡単神レシピを徹底解剖

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現地タイの屋台や大衆食堂で提供される「パッカパオ」と、日本の一般的なカフェで出される「ガパオライス」には、調理思想の面で3つの決定的な乖離が見られます。

第1の相違点は「バジルの品種」です。本場で使われるホーリーバジルは、葉の縁がギザギザしており、加熱するとミントやクローブを思わせる独特の刺激的な芳香を放ちます。一方、日本の商業施設や量販店で提供されるガパオライスの多くは、調達の容易さからイタリア料理用の「スイートバジル」で代用されています。これにより、本来のパンチの効いたスパイシーさではなく、甘く爽やかな洋風の香りに着地しているケースが散見されます。

第2の相違点は「肉の挽き具合」です。日本のレシピでは機械挽きの細かい「鶏ひき肉」が多用されますが、本場タイの屋台では包丁で粗く叩き切った鶏もも肉や豚ブロック肉を使用します。これにより、噛みしめた瞬間の肉汁とジューシーなテクスチャーに圧倒的な差が生まれます。

第3の相違点は「目玉焼き(カイダーオ)の調理法」です。日本の目玉焼きは少量の油で蒸し焼きにするソフトな仕上がりが主流ですが、タイのカイダーオ(Khai Dao)は「多めの高温油で揚げるように焼く」のが鉄則です。白身のフチは茶色くカリカリ(クリスピー)に泡立ち、中心の黄身だけがトロリとした半熟状態を保つことで、激辛の炒め物と混ぜ合わせた際に極上のコクを生み出します。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。