街中でカーキのジャケットやワンピースをさらりと着こなし、都会的な雰囲気を醸し出している人には共通する特徴があります。それは「肌や髪に黄みを含んだ温かみがあること」や「陶器のような落ち着いた質感の肌を持っていること」です。一般的にカーキが似合う人の特徴として真っ先に挙げられるのが、大人っぽく落ち着いたシックなムードを自然にまとえるタイプです。
一方で、「カーキを着ると顔色が悪く見える」「一気に生活感が出て老け見えしてしまう」と悩む人が多いのも事実。このカーキが似合わない理由と原因は、主に以下の3点に集約されます。
第1に、肌のベースカラーとの不調和です。カーキは基本的に黄みとくすみ(濁色)を多く含むアースカラーであるため、青み寄りのクリアな肌を持つ人が顔周りに持ってくると、肌の透明感を打ち消して黄ぐすみを引き起こしてしまいます。
第2に、コントラスト不足によるぼやけ感です。瞳や髪の色がくっきりとした黒色の人は、曖昧なカーキを合わせると持ち前のシャープさが損なわれ、野暮ったい印象になりがちです。
第3に、素材とスタイリングのミスマッチです。ハリ感のない洗いざらしのコットンなど、ラフすぎる質感のアイテムをすっぴん風メイクで着用すると、どうしても部屋着や作業着の延長に見えてしまいます。つまり、「カーキという色の特性」と「本人の色素・質感」のズレこそが、似合わないと感じる最大の要因です。