長年EAのゲームを遊んでいる古参プレイヤーほど、「Origin IDと公開IDは何が違うのか」という疑問を抱きがちです。歴史的な経緯を振り返ると、かつてPC向けプラットフォームとして展開されていた「Origin」が段階的に廃止され、現行の「EA app」へと完全統合されました。その過程で「Origin ID」と呼ばれていた名称は、すべて「EA公開ID(EA ID)」へとリブランドされています。
つまり、Origin IDとEA公開IDはシステム上同一のエンティティです。古いガイド記事に「Origin IDを入力する」と書かれていたとしても、それは現在のEA公開IDを指していると解釈して差し支えありません。かつてOrigin時代に作成したIDは、そのまま現在のEAアカウントの公開IDとして引き継がれています。
もう一つの重要な盲点は、『Apex Legends』におけるネームプレート表示の優先順位ルールです。ゲーム内の部隊紹介やマッチ中のキルログにおいて、自分の公開IDがそのまま表示されるのは「PCのEA app版」のみとなっています。Steam版で起動している場合はSteamのコミュニティ名が、コンソール版では各ハードのアカウント名が最前面にオーバーレイ表示されます。
この仕様を知らないと、「公開IDを変更したのにゲーム内の名前がまったく変わらない」という誤認に直面します。例えばPS5でゲーム内ネームを変えたい場合は、EA公開IDではなくPlayStation Network側のオンラインIDを変更しなければ反映されません。自分が変更したいのは「ゲーム内での見た目の名前」なのか、それとも「全プラットフォーム共通のフレンド検索用ID」なのかを切り分けて把握することが不可欠です。