「近鉄百貨店ハルカス(あべのハルカス近鉄本店)の注目度が今なぜ急上昇しているのか」。その背景には、単なる売場面積の広さだけでなく、リアル店舗ならではの「滞在・体験型MD(マーチャンダイジング)」への大規模な進化があります。
近鉄グループの公式IR資料によると、同店はタワー館(地下2階〜14階)とウイング館(地下2階〜9階、屋上)の2館体制で構成され、ファッション、コスメ、食品、アート、生活雑貨に至るまで、生活のあらゆる要素を網羅しています。ECが普及した現在だからこそ、実際に目で見て、味わい、体験できる旗艦店の価値が見直されているのです。
来訪前にまず頭に入れておきたいのが、エリアごとに異なるあべのハルカス近鉄本店の営業時間です。生活動線に合わせて細かく設定されています。
- 地下2階〜3.5階:10:00〜20:30(食品フロアおよび低層階は仕事帰り需要に対応し30分長く営業)
- 4階〜11階:10:00〜20:00(ファッション・ライフスタイルフロア)
- 12階〜14階(あべのハルカスダイニング):11:00〜23:00(ラストオーダーは店舗により異なるが22:00前後)
- 地下2階「あべの市場食堂」:10:00〜22:00(一部ラストオーダー21:30)
また、複雑に見える売場をスムーズに回るには、あべのハルカス近鉄本店のフロアガイドの骨格を掴む必要があります。最大のコツは「タワー館とウイング館の連絡通路」を把握することです。地下2階から地上9階までは各階で連絡していますが、ウイング館の中2階・中3階・中4階といったスキップフロア(いわゆる「ウイング館中層エリア」)が存在するため、エレベーターよりも中央のエスカレーターを使った横移動を意識すると迷走を防げます。