求人サイトに並ぶ「未経験歓迎」の文字。しかし、その裏側にある実態を把握しておかなければ、入社後のミスマッチに苦しむことになります。実際に異業種から転職を果たした女性たちの一次情報や現場ヒアリングから見えてきたリアルを検証します。
都内のIT企業で未経験からWebディレクターへ転身した30代女性は、取材に対し次のように語っています。
「『未経験歓迎・在宅OK』という甘い言葉だけで入社した同期の約半数は、最初の半年で脱落しました。実務に入れば自走力が求められ、業務時間外での自己学習が欠かせません。しかし、基礎を徹底的に叩き込んだ後の自由度と給与の伸び幅は、前職の一般事務とは比べ物にならないほど充実しています」
また、SNSや転職コミュニティの生の声を集約すると、未経験から高収入専門職へシフトできた人に共通しているのは、「入社前から独学やオンライン講座でポートフォリオを作成していた」「前職の強み(接客力や事務処理速度)と新しい職種を掛け算してアピールした」という周到な準備でした。完全な受け身姿勢では、ルーティンワークにとどまり年収アップは望めません。