多くの人が最初につまずくのが、「不燃ゴミや粗大ゴミの袋に入れて出せないのか」という疑問です。結論から言うと、モバイルバッテリー 自治体 捨てられない理由は、内蔵されているリチウムイオン電池 処分方法の特殊性と極めて高い発火危険性にあります。
環境省や東京消防庁の公表データによると、近年、ゴミ収集車内や不燃ゴミ処理施設におけるリチウムイオン電池由来の火災事故が多発しています。圧力や破砕処理によってバッテリー内部のセパレータが破損すると、ショートを起こして数十秒で数百度の高熱を発し、爆発的な火災に至るためです。このため、大半の自治体では収集を断り、専門の回収ルートへの持ち込みを義務付けています。
法律上も「資源有効利用促進法」に基づき、小型充電式電池は製造メーカーや輸入販売業者による自主回収と再資源化が義務付けられています。行政サービスに頼るのではなく、適切なリサイクル回収網を利用することがユーザー側の法的・社会的な責務となっています。