サイバー攻撃者が他人のアカウントへ侵入する際、必ずといってよいほど痕跡が残ります。日常の些細な違和感を「アプリの不具合だろう」と放置せず、LINEアカウント乗っ取りサインを見逃さない洞察力が重要です。
アカウントが危険に晒されている代表的な兆候は以下の4点です。
① 公式アカウント「LINE」から突然ログイン通知が届く
自身がPCやタブレットでログインしていないにもかかわらず、「PC版LINEにログインしました」「iPadでログインしました」という通知が届いた場合、第三者が認証情報を突破して侵入した動かぬ証拠です。
② アプリ起動時に「利用することができません」と表示される
LINEは規約上、1つの電話番号につき1台のスマートフォンでのみ利用可能です。攻撃者が別のスマートフォンでアカウントの「引き継ぎ」を完了させてしまうと、元々の端末ではデータが初期化され、ログイン画面へ強制送還されます。
③ 友だちリストやグループに不審なメッセージが勝手に送信されている
トーク履歴に見覚えのない送信ログが残っていたり、送信取消の跡がある場合、すでに攻撃者が侵入し、友だちに対して詐欺リンクやプリペイドカード要求を送信している状態です。
④ 登録メールアドレスやパスワードが勝手に変更されている
設定画面で登録情報が書き換えられている場合、攻撃者が元の持ち主を締め出し、アカウントを完全掌握しようと試みています。