堂本剛のエンドリケリーとは?古代魚の由来とファンクへの覚醒を徹底解剖

堂本剛のエンドリケリーとは?古代魚の由来とファンクへの覚醒を徹底解剖

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堂本剛のエンドリケリー(.ENDRECHERI.)とは一体なぜ始まったのか。その根源を探るには、彼が20代前半の過密なスケジュールと巨大なプレッシャーの中で直面していた「心の危機」に立ち戻る必要があります。

10代で瞬く間に国民的スターとなり、常に大衆の期待と理想のアイドル像を背負い続けていた堂本剛。しかしその内面では、過呼吸やパニック障害といった深刻な心身の不調と孤独な戦いを続けていました。当時の特番インタビューや手記で語られた「誰かのために生きる自分を演じ続けるうちに、自分が誰なのか分からなくなった」という生の告白は、彼がどれほど深い闇の中にいたかを物語っています。

そんな彼を救ったのが、自宅で飼育していたアフリカ原産の古代魚「ポリプテルス・エンドリケリー」でした。恐竜が生息していた数億年前から姿を変えず、水槽という限られた空間の中でも周囲に流されることなく、独自の肺呼吸でマイペースに生き抜くその姿。堂本剛は、周囲の視線や固定観念に縛られず「ありのままの自分」を取り戻すための象徴として、この魚の名を自身のプロジェクトに冠することを決意しました。

「エンドリケリー」という名前の意味には、「他者が作った枠組みから抜け出し、自分自身の命を力強く泳ぎ切る」という、表現者・堂本剛の命がけの宣誓が込められていたのです。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。