保護者が最も頭を悩ませるのが、学校から配布される「しおり」に記載された持ち物リストの選定です。中津川の山間部は天候が急変しやすく、夏場でも夕立の後に一気に体感温度が下がるため、都市部と同じ感覚で揃えると現地で子どもが苦労することになります。
中津川林間学校の服装において、最大の鉄則は「肌を露出させない長袖・長ズボン」と「化繊・天然素材の使い分け」です。野外を歩く際は、ブヨやマダニ、ウルシなどの有毒動植物から身を守るため、薄手の速乾性ロングパンツと長袖アウターが必須となります。また、朝晩の冷え込み対策として、コンパクトに畳めるウインドブレーカーやフリースが欠かせません。
見落としがちな必須アイテムとその理由を整理すると、以下のポイントが浮き彫りになります。
- 綿100%の軍手:野外炊事やキャンプファイヤーで使用します。ポリエステルやアクリル混紡の作業手袋は、熱で溶けて皮膚に張り付き深刻な火傷を引き起こす危険があるため厳禁です。
- 上下セパレート型のレインウェア:山の雨は風を伴うため、簡易ポンチョでは下半身がずぶ濡れになり体温を奪われます。登山用または透湿防水性の高いセパレートタイプが安全です。
- ジッパー付きビニール袋(小分け用):着替えを日数・用途別にパッキングし、空気を抜いて収納することで防水対策と荷崩れ防止を同時に実現できます。脱いだ泥汚れ服を持ち帰る際にも重宝します。
- 履き慣れたスニーカー2足:急な雨や沢沿いの活動で靴が濡れた場合、替えの靴がないと翌日の活動全体に支障をきたします。新品ではなく、足に馴染んだ靴を持参させることが鉄則です。