忍たま3年生を語る上で外せないのが、学年内外で張り巡らされた濃密な人間関係です。特にファンからの注目度が高い3つの関係軸を整理します。
1. 神崎左門×次屋三之助の「方向音痴ダイナミズム」と富松作兵衛の苦悩
「決断力があるが間違える」左門と、「無自覚にどこかへ消える」三之助。タイプの異なる方向音痴2人が揃った際の破壊力は作中屈指です。目的地とは正反対の隣国まで平然と走り抜けてしまう2人を、縄標を駆使して物理的に回収・誘導するのが同室の富松作兵衛です。この「ろ組トリオ」のコントのような信頼関係は、ファンの間でも屈指の人気を誇ります。
2. は組コンビ(浦風藤内・三反田数馬)の堅実なバランサー力
アクの強い他メンバーに対し、3年は組の2人は極めて常識人です。予習復習を徹底する藤内と、周囲への配慮を怠らない数馬。暴走しがちな学年集会において、2人は貴重なブレーキ役として機能します。お互いに自己主張が強すぎないからこその、阿吽の呼吸と静かな絆が魅力です。
3. 委員会活動における「縦の繋がり」
3年生は各委員会において、個性派揃いの委員長(6年生)と元気な下級生(1〜2年生)を繋ぐパイプ役を担っています。
- 体育会計の猛者たち:厳しい会計委員長・潮江文次郎に真っ向から食らいつく神崎左門の根性。
- 用具委員会の連帯感:職人気質の委員長・食満留三郎の背中を追う富松作兵衛と次屋三之助の職人魂。
- 保健委員会の宿命:善法寺伊作の「不運」を共に背負いながら、乱太郎たちを優しく見守る三反田数馬の包容力。